外国人のための防災&災害時対応マニュアル
地震
【1】地震について
[地震は]
  • 地震は、地面が大きく揺れます。
  • 日本は世界の中で、とても地震の多い国です。
  • 地震はいつ来るかわかりません。だから日頃から防災の備えをしておくことが大切です。
  • 海の近くでは津波(つなみ)が発生することがあります。
[地震の大きさ]
  • 震度は地震の強さを表し、10段階あります。
震度 イメージ 内容
0 震度0 ゆれは感じない。
1 震度1 ゆれを感じる人が少しいる。
2 震度2 多くの人がゆれを感じる。
3 震度3 ほとんどの人がゆれを感じる。
4 震度4 驚くようなゆれを感じる。
吊り下げ電灯は、大きくゆれる。
食器棚の食器の音がする。
5弱 震度5弱 多くの人が恐怖を感じ、近くの物につかまりたいと思う。
窓ガラスが落ちて割れたりする。
不安定なものが倒れる。
5強 震度5強 物につかまらないと歩けない。
棚の食器・本などは落ちる。
弱いブロック塀などは倒れたりする。
6弱 震度6弱 立っていられない。
窓ガラスが壊れて落ちる建物がある。
弱い木造家屋は壊れることもある。
6強 震度6強 はわないと動けない。
多くの建物でタイルや窓ガラスが壊れて落ちる。
地割れや山崩れが起きる。
7 震度7 低耐震の鉄骨コンクリート建物も倒れる。
大きい地割れ、地すべりが起きる。
[余震(よしん)]
  • 最初の大きな地震の後、何回もゆれがあります。これを余震といいます。
  • 最初の大きなゆれと同じ程度の余震が発生することもあります。
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【2】日頃からの備え
(1) 非常時持出品(逃げるときに持っていくもの)を準備しておきましょう。
  1. 貴重品
  2. 現金、預貯金通帳、印かん、免許証、保険証、外国人登録証、パスポート、年金手帳 など。
  3. 非常食品(3日分)
  4. カンパン・缶詰・栄養補助食品など、ミネラルウォーター、水筒、プラスチックか紙製の皿やコップ、わりばし、缶切り、栓抜き など。
  5. 携帯ラジオ(予備電池は多めに)
  6. 懐中電灯(できれば1人に1つ)
  7. 救急薬品・常備薬
  8. その他の生活用品
  9. 下着・上着・靴下などの衣類、軍手、タオル、ティッシュ、ウエットティッシュ、雨具、ライター、ビニール袋、生理用品、紙おむつ など。
(2) 避難場所と行き方を知っておきましょう。
  1. 決められた避難場所(学校が多い)を調べておきましょう。
    どこを通って避難場所へ行くか調べておきましょう。
    危険な場所もあるので、近道が避難路とはかぎりません。
(3) 家具が倒れないように固定しておきましょう。
  1. 特に寝室に家具がある場合はしっかり固定しておきましょう。
(4) 防災訓練に参加しましょう。
  1. 地域の人と協力して行動することが災害時には大切です。
(5) 近所の人と仲良くなっておきましょう。
  1. 災害時、救助された人の80%は地域の人により助けられています。
    地域の人と協力して動くことが、災害を減らすことにつながります。
(6) 連絡先を調べておきましょう。
  1. 市役所・町役場の防災課、消防署、警察、病院、北陸電力、水道局、ガス会社、大使館、領事館。

日頃からの備え


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【3】地震が発生した時
[時間経過と行動手順]
0 ~ 2
(1) 自分の身を守る。
2 ~ 5
(2) 火元の確認。
(3) 消火活動。
5 ~ 10
(4) 同居家族の安否を確認する。
(5) 津波予報があれば、すぐ避難する。
(6) 靴をはく。
10
(7) 近隣を確認。救出活動は協力して行う。
(8) 移動する時は、自動車に乗らない。
(9) 避難する場合は、電気・ガス・水道を止める。
2 ~ 3
(10) 災害情報を正確に入手する。
(11) 救援が間に合わないこともある。自分の身は自分で守るつもりでいる。
(12) 会社・大使館・領事館に現状を連絡する。

[場所別の対処法]
  1. 自動車の運転中
  2. 道路の左側に止め、エンジンを切る。
  3. 車を離れるときは、ドアをロックしないで、キーをつけておく。
  1. 電車・バスの中
  2. つり輪、手すりにつかまる。
  3. 乗務員の指示に従う。
  4. 指示があるまで車両から降りない。
  1. ビルの中
  2. 窓際やショーケースから離れる。
  3. エレベーターは使わない。
  4. 近くの柱や壁に身を寄せる。
  1. 学校の中
  2. 先生の指示に従う。
  3. 机の下に隠れ身を守る。
  4. 廊下では、窓から離れる。
  1. 路上
  2. カバンなどで頭を保護する。
  3. 広い場所に避難する。
  4. ブロック塀や、ビル壁に近寄らない。
  1. 海や川の近く
  2. すぐに水際から離れる。
  3. 海では、津波の恐れがあるので高い所へ逃げる。


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