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2016年05月12日

金沢在住の中国人推理小説作家

 

 IFIEに「元年春の祭」という(中国語)推理小説が届きました。これを書いたのは金沢在住の中国人推理小説作家の「陸秋槎」という青年です。
 彼の奥さんが金沢大学の留学生で、彼女が日本語の勉強に石川国際交流ラウンジに通っていて、彼も一緒にラウンジに出入りするようになってご縁ができました。

 彼のプロフィルは、
 1988年北京生まれ。復旦大学古典整理研究所修士、書誌学を専攻し、ミステリー研究会に所属。短編「前奏曲」で第二回「華文推理大奨賽」最優秀新人賞受賞。日本のミステリー小説を耽読し、三津田信三、麻耶雄嵩、法月綸太郎、米澤穂信、加納朋子などの作家たちの影響を受ける。推理小説は人間の知能と勘定を尽くすことができるものと信じて、一生ミステリーを書き続けると宣言。

 「元年春の祭」のあらすじ:
 「初めて『離騒』を読み、あと屈原の全作品を読破し、様々な資料を参考にしたら、私にとって、屈原は士大夫だけじゃなくて、同時に楚国の国家祭祀に加わっていた巫女です。それに、小さい頃から晩年までずっと男装を着ていた巫女だろう。」
 天漢元年、初めて楚の雲夢に訪ねた於陵葵はこう言って、楚国の国家祭祀を管掌していた「観」の一族を驚かせた。
 家族のしきたりによって、長女の葵は家族の祭祀を取り仕切って、結婚も禁じられている。
 雲夢に来て、彼女と観氏の末娘露申は喧嘩し続けて、微妙な関係だった。連続殺人事件が起きてから、露申は外部の人間である葵のことを疑っていた。
 いったい犯人は誰か?葵が真相を解明しようとしている・・・・・。

 残念ながら日本語の翻訳本はありませんが、原語(中国語)のものはIFIEのライブラリーに置いてあります。

 陸秋槎さんのますますのご活躍をお祈りします。

投稿者:田西秀司at 15:38| 国際理解 | コメント(0)

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