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2017年09月27日

込宮 正 鎌倉彫 作品展 〜平成29年10月8日(日)まで

只今の展示:込宮 正 鎌倉彫 作品展
開催時間:10:00〜18:00
※(金)(土)は20:00まで、最終日10月8日(日)は16:00まで

ただ今、国際交流サロンで開催中の展示は、「込宮 正 鎌倉彫 作品展」です。



込宮さんは現在横浜市在住で、鎌倉彫高等職業訓練校で基礎を学んだ後、木内晴岳氏に師事。1984年に独立し現在に至るまで鎌倉彫作家として、個展の開催や鎌倉彫の万年筆の制作、講師など多方面でご活躍していらっしゃいます。

鎌倉彫は木に彫刻して漆を塗るのが特徴です。漆というと、輪島塗のような漆器がまず思い浮かびますが、鎌倉彫は彫刻をした後に漆を塗るため、木の谷などを考慮する必要があり、独特の難しさがあるそうです。



今回は、30点の鎌倉彫作品を展示しております。
その中でもお蔵の中心に展示された帯留めは新作で、随所にこだわりが見えます。例えば裏の帯を通す部分は金具でなく木を使っており、作品の中には金粉を施したタケノコ文のものもございます。



また、お盆や菓子器などにも石榴(ざくろ)文や楊貴妃が愛したといわれる茘枝(れいし)文、蕪文、ジンジャー文など様々な植物、食べ物の文様が彫られています。
込宮さんは、彫るもととなった植物などは、必ず自宅の庭に植えるようにしているそうです。



また、倶利(ぐり)文が彫られた大きな額は、鎌倉彫の技術が特によく現れる作品だそうで、彫刻刀の切れ味がよくわかる彫りの鋭さと、文様との組み合わせが大変美しいです。

石川ではなかなか見ることのできない鎌倉彫を、ぜひこの機会にご覧ください。

投稿者:石川県国際交流協会at 10:35| お知らせ | コメント(0)

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