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2018年02月20日

南米石川県人会子弟のIJSP修了証書授与式

 南米石川県人会子弟3名(アルゼンチン県人会=アンドレス・マティアス・クンダリ、ブラジル県人会=タイホウ・イアン・セイマル、マナウス県人会=ビアンカ・ヒデミ・ノザワ・シシド)の石川ジャパニーズ・スタディーズ・プログラムIJSP研修が修了しました。1月8日から6週間余の長期間の研修でした。

 何十年に一度という大雪に遭遇して、非日常の豪雪の困難さを身をもって味わってもらったことと思います。
 ビアンカ・ヒデミさんは、「日本の交通機関の運行時間はとても正確なことで有名だが、今回、金沢に来て大雪の朝バスを待っていて、3時間も遅れてバスが来たが『このバスは満員につき申し訳ございませんがご乗車できません。』と運転士からの案内とともにバスが通過して乗れなかったことがありました。ブラジルではバスの運行時間はまったく正確ではなく、満員でなくても手を挙げないとバスは止まってくれません。手を挙げても運転士は何も言わずに通り過ぎることもあります。やはり日本は親切です。」と話してくれました。

 さて、南米石川県人会も世代交代が進むにつれて日本からのご縁もだんだんと薄れ、日本語が話せない日系人が増えています。石川県は日本語・日本文化研修センターを石川県国際交流協会に開設した2000年(平成12年)から南米県人会子弟を日本語研修生として毎年2〜3名受け入れてきており、今回の3名を含めると47名の子弟を受け入れたことになります。

 IJSPでは、日本語を学ぶと同時に日本文化も体験し、日本人家庭でのホームステイを通して日本人の暮らしの中に身を置くことで、南米県人会の若者に祖国日本のふるさと石川を身近に感じてもらっています。
 県内に住む彼らの親戚家族で構成する石川県海外移住家族会も世代交代が進むにつれて会員が減少しています。移住家族会も南米県人会も、今後、世代交代が進んでも共に若い世代の人たちで絆を保ち、交流を発展させていくことを願っています。

 今年は日本人のブラジル移住が始まって110周年という節目の年です。ブラジル石川県人会の若者たちの力で今年のフェスティバル・ド・ジャポンを大いに盛り上げてくれることを期待しています。
   
   
 

投稿者:田西秀司at 14:12| IJSP | コメント(0)

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